臨床心理士試験を終えた皆さま、お疲れさまでした。
さあ、ゆっくりしよう!と言いたいところですが、
一次試験を見事合格された方は、次に二次試験の面接が待っています。
面接試験は、毎年11月2週目頃の土曜・日曜・月曜の3日間に
わたって実施されます。
※2024年は11月16日(土)~18日(月)の3日間です。 日本臨床心理士資格認定協会より
そこで、比較的穏やかに面接試験を乗り切った筆者が
面接のポイントをお伝えしていきます。
しっかりと面接対策をして、面接試験に臨みましょう!
面接試験で聞かれること
まずは、面接での質問内容について紹介します。
筆者が試験で質問された内容や、同期が質問された内容を紹介します。
・臨床心理士の4つの業務(査定、面接、地域援助、研究)
・大学院で担当したケース
・印象に残っているケース
・修論(テーマや結果)
・今の仕事について
・SVを受けているか
・今後どの領域で働きたいか
・どんな臨床心理士になりたいか
・一次試験のでき etc.
大学院によっては、修了生に面接の指導をしてくれる大学院や
過去の質問一覧などをもらえるところもあります。
一方で、修了後のフォローはほとんどないという大学院もあります。
自分の出身の大学院はどうか確認してみましょう。
面接での態度
直接合否には関係がないかもしれませんが、
社会人としての礼儀は身につけておきましょう。
例えば、
・ノックが終わってから「失礼します」
・着席したら「よろしくお願いします」
・退室時、「ありがとうございました」
・ながら作業はしない
などです。
めちゃくちゃかしこまる必要はないですが、
普段の自分のマナーが大丈夫かどうかは
一度確認しておくと良いでしょう。
代々先輩方から聞いているかもしれませんが、
扉は結構ずっしりしています(笑)。
筆者の面接練習
筆者は、回答を考え丸暗記していました。
どんな質問をされた人がいるのかを、
SNSで探したり、先輩に聞いたりして、
その答えをWordに打ち込み、丸暗記していました。
SNSには、「自分はこうやって答えた」と、載せている方もいたので
参考にしながら、自分の回答を作っていきました。
筆者の大学院は、面接練習が手厚かったので、
一次試験合格者が集められ、グループ練習をして、
その後、修論の指導教官と1対1もしくは1対2で
個別練習というかたちで練習しました。
おすすめの面接練習
・事前に質問項目をざっと把握する
・回答を考えて、手書きやパソコンでまとめる
・声に出して読んでおかしいところがないか確認する
・回答をある程度暗記する
・誰かに面接官役になってもらい、項目から選んで質問をしてもらい、それに答える
・文章でおかしいところがないか、答え方がどうかのフィードバックを受ける
・指摘されたところを手直しする
この手順で数回練習を繰り返せば、面接は大丈夫です。
どんな質問がきても、臨機応変に対応できるようにしておきましょう。
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