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【心理系大学院受験】英語の勉強法と効果的な学習方法

心理系大学院
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心理系大学院に進学するためには、英語力が必須となります。

 
しかし、英語が苦手だと感じる人も多いのではないでしょうか。
筆者も心理系大学院受験の際に、英語の勉強には苦労しました。

 

今回は、独学で大学院受験を乗り切った筆者が、
心理系大学院に合格するために必要な英語の勉強方法を紹介します。

 

正しい勉強方法を身につけ、心理系大学院受験に臨みましょう。
心理系大学院受験の勉強をいつから始めたらいいのか、
疑問に感じている方はこちらの記事もあわせて参照してください。

なぜ英語が必要なのか

心理系大学院受験の科目を見ると、必ずといっていいほど
『英語』が入っていますよね。
なぜ、心理学を学ぶのに英語が必要なのでしょうか?

 

まずは、その理由を解説していきます。

①専門的知識を得るため

②国際的な交流のため

専門的知識を得るため

心理学は、海外で研究がさかんに行われているため、
最新の研究成果などは英語の論文で書かれています。

 

修士論文を執筆するときや、研究を行うときなど
英語の論文を読む必要がでてきます。

 

英語の論文を読むことで、最新の知見を得られたり、
自分のやりたい研究の先行研究を知ることができます。

 

そのため、英語を読解する力が必要になります。

国際的な交流のため

大学院生時代はあまりないかもしれませんが、
将来的に海外の研究者と共同で研究をしたり、
コミュニケーションをとったりすることがあるかもしれません。

 

英語ができると活躍できる場が広がります。
そのため、英語は勉強しておく必要があります。

志望校の過去問

自分が志望している大学院の英語の過去問が
どのように出題されているかを確認しましょう。

 

英単語の意味を答えるのか、長文読解があるのか、
長文は論文から出題されているのか。

 

長文読解の内容は心理学の内容か、一般的な内容か
などを前もって確認して、志望校にあった勉強を行っていきましょう。

※たまに紙の辞書を持ち込み可としている学校もあります。あわせて確認しておきましょう。

英語の勉強におすすめの参考書

ここからは、英語の勉強法を紹介していきます。

①英語の基礎を学ぶ

②読解力を身につける

英語の基礎を学ぶ

まずは何と言っても基礎。

 

一般的な英単語、心理学の英単語、文法などを学んで
基礎的な英語力を身につけましょう。

英単語おすすめ

・英単語ターゲット1900
・キクタンBasic4000語

☞ターゲットとキクタンはどちらかで良いです。また、大学受験の際に使った参考書が残っている場合はそちらでOKです。基本的な英単語を知っていればOK。志望校の英語の試験に一般的な英語の長文がなければこの単語帳は必要ないかもしれません。

・心理院単
☞心理系英語の単語帳と言えばこれ!というくらい多くの人が使っている単語帳。単語に関連した短い一文も載っているので勉強になります。

英文法おすすめ

・やさしい中学英語
・中学英語をひとつひとつわかりやすく

☞英文法の基礎を学びたいだけなので、どちらか一冊でOKです。この他にも英文法の参考書はたくさんあるので、自分にあった参考書を探してみてください。また、「心理英語 読解&文法マスター」にも英文法は載っているので、物足りなければ上記のどちらかを購入しても良いかもしれません。

・心理英語 読解&文法マスター
☞『心理院単』と同じ山﨑先生の参考書です。こちらも非常にわかりやすくまとまっています。英語の勉強の際に1冊は手元に置いておきたい参考書になっています。

読解力を身につける

心理系大学院では、英語の論文を読む機会があるなど、

英語の読解力が求められます。

長文おすすめ

・英語長文レベル別問題集1超基礎編
☞まずは、易しい長文を解いて、長文に慣れましょう。

・公認心理師・臨床心理士大学院対策鉄則10&キーワード100英語編
☞心理英語を勉強するなら定番の参考書。1冊は手元に置いておきたい。『公認心理師・臨床心理士大学院対策鉄則10&キーワード100心理学編』と対応したキーワード、キーワードに関連する長文が掲載。
・ヒルガードの心理学(英語版、日本語版)

☞英語の定番といえばヒルガードの心理学。ここから出題されることもあります。日本語版は高額。英語版を購入し、日本語版は図書館などで借りるのがおすすめ。
・公認心理師・臨床心理士大学院対策心理英語トレーニング

☞2020年出版の比較的新しい参考書。効果的な学習法、文法から長文までカバーできる参考書です。

↑このヒルガードの心理学は日本語版です。

↓英語版はこちら。

Atkinson & Hilgard’s Introduction to Psychology [Paperback] [Jan 01, 2015] Susan Nolen-Hoeksema

英語の手順

英語の勉強の手順
  • STEP①
    心理院単の単語をに関連する一文を訳してみる

    「心理院単」には、短めの一文が載っているので訳してみよう

  • STEP②
    中学校で習う英語の基礎を復習する

    SVOなど英文法の基礎を復習しよう

  • STEP③
    少し長めの長文にふれてみる

    5~10行くらいの長文にふれてみよう。

  • STEP④
    大学受験で使う長文にふれてみる

    大学受験用の長文読解の初級~中級くらいの長文をといてみよう

  • STEP⑤
    心理系大学院受験用の参考書を使って長文を解く

    心理系大学院受験用の参考書で心理学に関連した長文をといていこう

勉強の流れの例です。
この流れで勉強していくと、英語の基礎を学びつつ、
文法や長文もマスターできます。

英語の勉強法

長文は参考書や論文を見ながら解くことになります。

 

参考書は一度書き込んでしまうと、次に復習する際に
答えが見えたり、ポイントがわかってしまいます。

 

そこでおすすめなのは、長文のコピーをとり、ノートに貼って
勉強していくことです。

 

少し大きめのノートにコピーした長文を貼り、
ノートの罫線部分に日本語訳を書く。
見開きの右ページにはわからない単語などを
メモする欄に使うと良いでしょう。

勉強法

・長文をコピーする
・A4くらいの大きめのノートに貼る
・日本語訳をノートに書く
・わからない単語は右ページにメモする
・全部解きおわったら答え合わせをして、復習をする
・この手順を繰り返す

勉強のコツ

・長文を解くのにかかった時間を計って、記録しておきましょう。次同じ問題を解くときの目安になります。
・ピリオドごとに①、②…のように番号をつけると、どことどこが対応しているかわかりやすくなります。
・慣れてきたら、日本語論文の要約部分を訳してみる。日本語論文でも要約(abstracts:アブストラクト)だけ日本語と英語の両方書かれていることがあります。英語の要約を訳し、日本語で答え合わせをしてみると良いでしょう。

・ノートの余白はそのままにしておく。つけ加えたい知識などがあれば、余白につけ加えていく。

ノートの作り方の例として、こんな感じです。

 

日本語訳→答え合わせ→赤で間違えたところを直す
わからない単語は右ページにピックアップ、
おぼえたい文法や熟語なども一緒にピックアップしておく。

 

このようにノートを作っていくとわかりやすいです。

英語の勉強方法と効果的な学習法『まとめ』

大学院生になるためには、英語の勉強が必須になります。

 

今回紹介した勉強法をマネしながら、自分でアレンジしながら
自分にあった勉強法を探していきましょう。

 

心理系大学院受験の他の科目の勉強方法はこちらの記事を参照してください。

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