臨床心理士を目指すために、心理系大学院受験を目指すことを決めたけど、
いつから勉強を始めたらいいのかわからない。
それと、どのくらい勉強したらいいいの?
約9か月、独学で心理系大学院受験を乗り切った筆者が、
勉強で大切なことはもちろん、勉強以外でやっておいた方が
いいこともあわせてお伝えしていきます。
心理系大学院とは?
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まずはじめに心理系大学院の解説からしていきます。
心理系大学院とは、臨床心理士を目指す人や
心理系の研究を行いたい人が進学する大学院のことです。
第一種指定大学院、第二種指定大学院、専門職大学院の3種類があります。
心理系大学院受験の入試の時期
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心理系大学院入試の時期についてです。
入試の時期は早ければ、夏、多くは9-10月頃の秋、
もしくは卒業直前の2月頃の冬(春入試という言い方をすることもある)に実施されます。
秋と冬の2回実施されるところもあります。
上記の試験とは別に、自分が通っている大学から大学院に進学する場合、
内部受験という方法を設定している大学院もあります。
内部受験に関しては、各大学で入試の時期が大きく異なるため、
自身が通っている大学の大学院に進学する場合は、内部受験の日程を
把握しておきましょう。
一般入試と内部受験では、試験の科目が違うこともあるため、
日程を把握したうえで、自分はどちらの方法で受験するのかを
決めましょう。
大学4年生に進学したすぐの5月頃の春に実施されるところもあれば、
10月頃の秋に実施されるところもあります。
各大学によって異なるため、自身の通っている大学から
大学院進学を考えている人は、しっかりと情報収集をしておくことが大切です。
心理系大学受験の勉強の前にやっておきたいこと
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「心理系大学院受験」の情報は早めにたくさん集めておくのが良いです。
なぜなら、心理系大学院の受験情報は外部に公開されていることが少ないから。
まずは、心理系大学院受験の情報集めから始めましょう。
①大学院受験にはどんな科目が設定されているのか?
多くは、専門科目、論述(専門科目に含まれる場合も)、英語、
研究計画書、面接です。
あわせて過去問も入手できるのであれば、入手しておきましょう。
②大学院受験の大まかな日程
行きたい大学院の入試日程はどうなっているか。
内部受験があるのか、一般入試だけなのか。
秋入試なのか、冬にも入試があるのか。
試験が何回行われているかによって、チャンスが何回あるかが
変わってきます。
③各大学院では自分の学びたいことを学べるのか?
大学院のホームページをみると、修士論文のテーマが
公開されていることがあるため、確認しながら、
自分がやりたいと思っている研究ができるかどうか確認すると良いでしょう。
また、大学院のホームページを見ると教授の名前が
記載されていることが多いため、それぞれの教授が
何を専門にしているかもあわせて調べておくと良いでしょう。
心理系大学院受験の勉強はいつから始めるか?
実際に、心理系大学院の受験勉強はいつから
始めればいいのかについてお話していきます。
答えは「早ければ早い方が良い」。
「大体1年くらいは見積もっておくと良い」。
理由をお伝えしていきます。
心理系大学院受験は、勉強しなければいけない範囲が膨大だから。
専門科目、英語、研究計画書、面接、志望校の検討、研究室訪問などの
対策をしていかなければなりません。
受験直前になるといろいろとやらなければならないことが増えるため、
「心理系大学院に進学する」と早めに決めた人は、少しずつ受験対策を始めると良いでしょう。
心理系大学院受験のためにやっておいた方がいいこと
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実際に心理系大学院受験のために勉強を始めると
いろいろと不安に陥ることがあります。
自分一人では、得られる情報も限られます。
そこで、おすすめなのが、予備校の個別相談に行くこと。
予備校の持っている情報量は膨大です。
不安な面や心配、疑問はプロに答えてもらうのがいちばんです!
大手の予備校では、個別相談を実施しているところがあります。
筆者も、予備校に通うかめちゃくちゃ悩みました。
周りが予備校に通い始めるなか、自分だけが
独学でやっていくことに不安が高まったからです。
しかし、金額の面で断念しました。
ただ、個別相談に行くまで、予備校にどのくらいの
金額がかかるのか知らなかったので、
おおよその金額を知れただけでも個別相談に
行って良かったと思っています。
あと、いろいろと特典ももらえたので、とりあえず説明会や
個別相談に行くことをおすすめします!
ちなみに心理系大学院受験の予備校は以下があります。
【心理系大学院受験】いつから勉強を始める?『まとめ』
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心理系大学院受験の勉強はいつから始めれば良いのか?
結論、早ければ早い方がいろいろと対策できる。
入試の1年ほど前から準備を少しずつ始めましょう。
まずは、情報集めから。
入試の時期を調べたり、必要な参考書を
そろえたりと、順を追って進めていきましょう。
予備校の説明会等も積極的に活用していきましょう。
早めに対策していると、受験前の気持ちの余裕が違います。
悔いのない受験生活を送りましょう。
以下の記事では、心理系大学院受験の際の予備校、通信講座、独学の
メリット・デメリットについてまとめています。
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